理気の化殺方法

ペンパイナッポーアッポーペン.jpg

「西に黄色で金運アップ」を信じている人って、まだ結構いるんですよね・・・
Dr〇〇さんを批判するつもりはないんですが、あれは風水じゃなくて家相と気学の混ざったものです。

日本の家相は中国の「黄帝宅経」や「造営宅経」といった文献が元になっていると言われています。

気学は元々家をみる為のものではなく、択日をする為の占術でした。
択日は選吉・日課・剋択ともいい、それだけでひとつの学問です。
台湾などでは択日師という職業があり、択日師組合なんていうものがあるくらいです。


気学の混ざった家相と風水は中身や処方が異なるもので、 パイナップルをリンゴという名前で売っている様な感じです。

リンゴ(風水)を見た事がない人は「これがリンゴっていうんだ~」となりますが、 リンゴを食べた事がある人がリンゴという名札の付いたパイナップル(家相)を見たら「いやいや、これパイナップルだし」って言いたくなりますよね。
しかも「一日一個のリンゴは医者いらず」という様な方法でパイナップルを売っているのですから・・・

もちろんパイナップルという名前であればパイナップルを売ってもいいんですよ。
パイナップルが欲しい人だっています。
でもリンゴだと言って売るのは、真面目にパイナップルやリンゴを作ってきた人に失礼です。
そして、騙されて買った人は被害者です。

でも、リンゴを実際に見たり、見た事のある人から指摘されないと中身が違うということに気付けないのです。
ただし、本当に信じ切ってしまうと、 プラシーボ効果(薬理作用のないもので治療効果が出る)でお金が入ってきた気になる人もいるのだと思います。
正常性バイアス(都合の悪い情報を無視する)っていうのもありますから、 金運が上がらなくても気にしないとなります。


そもそも、なぜ西に黄色なのか・・・
考えられるのは、八卦の兌には貨幣という象意があり、兌の定位が西なので、 五行が金である兌を生じる目的で、土のカラーを使うということ・・・。
もしくは金銭という象意のある七赤金星の定位だから、金を生じる目的で土のカラーを使うとか??

でも、土のカラー(茶色・オレンジ・黄色)ではなく「黄色」と限定しているので、 「五行の金」を生じるのが目的ではなさそうです。


おそらく、西側に金の瓢箪というのが転じたものなのだと思います。
(中国では西の方で砂金が取れたことから、 西に金の瓢箪を置いて”お金が入ってきますように”と願掛けする風習があった様です)
・・・転じちゃったら意味ないですね。

他に、太陽が沈む方角だから黄色という説を聞いたことがありますが、 夕日って黄色じゃなくてオレンジですよね・・・
ちなみに夕日の様に赤の濃いオレンジ色は五行の「土」ではなく「火」になります。


理由はどうあれ、この考え方だと西がどこに当たるのかはその人のいる場所次第なのに、 いつでも誰でも西に行けば儲かると言っているのと同じです。

風水ってそんなに簡単じゃないです。
簡単にできるから風水という言葉が広まったという側面はありますが、本来は時期や家の向き、個人差を考慮することで結果が出ます。
そして、効き目のある処方には危険もあります。
でも危険があると分かっていたらやってみようと思う人は少なかったかも知れません。

というか、効き目がないのに危険だけあるなんてこともあります。
西に黄色がそうです。

他の人が信じてやっていることに口出しするべきじゃないのですが、西に黄色は、金運が上がらないだけでなく、健康運に害があったりするのでやめた方がいいです。
偶然 黄色い物を置いてしまったのなら仕方ないですけど、 運気を上げようとして逆に悪くなるのはもったいないですからね。


九星を使った風水でお金を意味する星は八白土星です。
玄空飛星派風水や紫白九星派風水などでは八白の場所を重要視します。
そして、八白土星が西に来る家があったとしても、 黄色で八白土星を強めることはできません。
八白土星を強めるにはを使います。

中国人は赤が好きです。
街のいたる所に赤があり、故宮(紫禁城)は柱も壁もほぼ赤です。
商売繁盛」や「金運向上」になるから好まれるのです。

赤、特に朱色は「魔除け」のパワーがありますから、日本の神社などでもよく使われる色です。
巫女さんの袴もそうですね。(正確には緋色という名らしいですが)
この様に金運アップにも魔除けにもなる赤は、おめでたい色として重宝されています。


中国人は黄色も好きですが、金運というより高貴・権力を象徴する色とされています。
古来から皇帝や僧侶しか身に着けることが許されなかった色だからです。

その割には中国語の黄色には卑猥や堕落という意味があり、 卑猥な本(エロ本)は「黄書」や「黄色書簡」と言います。
「黄色電影」はエロビデオで、「掃黄運動」は売春、ポルノを撲滅する運動を指します。

なぜ黄色が高貴だったり下品だったりするのか考えてみたところ、 五黄土星と関係があるのではないかと思いました。
九星の中で「黄」が付くのは五黄だけですし、 何より五黄土星は天と地の両極性がある星で、「帝王」という意味と「腐敗」という意味がある為です。
九星の意味で連想するイメージが黄色と重なっちゃった気がします。


だったら八白は白じゃないか!って言う人もいるでしょうが、 白は一白と六白も該当するのでオリジナル性に欠けるからかな…と(笑)
私にはその辺は分からないので気になる方は中国語の語源に詳しい人に聞いてください(^^;)


でも、中国人は8は好きです。
香港では車のナンバーの8888にする為、日本円にして何千万円もの値がつくそうです。
これも八白土星がお金を意味している為です。
何千万円も出せる時点でお金持ちであることが分かりますが、更なる商売繁盛を狙って投資しているのです。
開運財布の記事でも書きましたが、お金持ちは基本、無駄使いをしません。
「8は金運に良い!」と本気で信じているから、もしくは実感できているから大金を出すのです。

風水師同士はわざわざ八白土星と言わなくても、笑顔で「8が来た!」と言えば”玄関や寝室など、使える場所に八白土星が巡って来た!超ラッキー”という意味で理解してもらえるので、中国でも”8=八白土星”という感じなのではないかと思います。

とはいえ、中国人は大勢いますから中には風水を信じていない人もいるかも知れません。
ただし風水を信じない人でも8に大金を出す可能性はあります。
なぜかといえば、みんなにうらやましがられるからです。
中国の人はものすごく面子(メンツ)にこだわるので、他人にスゴイと言われるのが大好きです。
アイフォンの爆買いなんかもそうですが、誰も持っていない物や高級な物はステータスシンボルとなります。
8はスゴイと認知されているがゆえ高値で取引される訳で、「みんなが欲しがっているものを手に入れたい」という可能性はあります。
スゴイと言われるのが大好きな人ばかりの環境だと、 殊にスゴイ人と認知されないと良い仕事が回って来なかったりもするのでしょうね。



催吉・化殺について


本来、開運の為に色を取り入れるのは、五行相生の関係を利用して吉方位の力を強めたり、 凶方位の力を弱めるのが目的です。

五行相生1.jpg

吉のパワーを強める事を『催吉』と言い、 強めたい星の五行を生じる色を用います。

具体的には
一白水星の場所に金のアイテム
四緑木星の場所に水のアイテム
六白金星の場所に土のアイテム
八白土星の場所に火のアイテム
九紫火星の場所に木のアイテム
を置きます。



逆に、凶のパワーを弱めることを『化殺』と言い、 弱めたい星の五行が生じる色を用います。

具体的には
二黒土星の場所に金のアイテム
三碧木星の場所に火のアイテム
五黄土星の場所に金のアイテム
七赤金星の場所に水のアイテム
を置きます。


この様に、火のアイテムは八白土星を強める為だけでなく、 三碧木星を弱める為にも使われます。

赤は金運に良いと書きましたが、それはあくまで八白土星のある方位で使う時です。 八白土星のない場所で赤い物を置いても金運アップにはなりません。
家中 赤い物だらけにすればどこかで当たることにはなりますが、 全部赤だとメリハリがなくなって、効かせたい所に効かなくなる可能性があります。
何より、二黒土星や五黄土星という赤くしてはいけない凶方位を強くしてしまうことになります。


また、アイテムと書いたのは、色だけでは効果が弱い為です。
もちろん、壁一面を塗るとか、掃き出し窓のカーテンなど面積の大きいものは大きく影響しますが、 五行の象意には色以外の要素がある為、それらを無視してしまってはちゃんとした効果が得られないのです。


正しい場所で、正しい物を使う必要があります。



催吉・化殺の目的


それぞれの場所に五行のアイテムを置く目的はこうです。

一白水星の場所に 「金」→ 勉強、恋愛運アップ
二黒土星の場所に 「金」→ 病気の回避
三碧木星の場所に 「火」→ 喧嘩の回避
四緑木星の場所に 「水」→ 勉強、恋愛運アップ
五黄土星の場所に 「金」→ 災いの回避
六白金星の場所に 「土」→ 仕事運アップ
七赤金星の場所に 「水」→ ケガの回避
八白土星の場所に 「火」→ 金運アップ
九紫火星の場所に 「木」→ 出産、結婚運アップ


実は私は普段、催吉のことも化殺と言っています。
文章で書く時は分ける様にしているのですが、万が一、催吉を化殺と書いてしまっている時は 良い感じにしているんだなと察して頂けると助かります(笑)



化殺グッズとは


凶方位の威力を弱める為に使うアイテムを化殺グッズといいます。
水晶玉を抱いた龍や、龍亀(ろんぐい)、贔屓(ひいき)、貔貅(ひきゅう)、麒麟(きりん)、ヤアズ、玄武、朱雀、シーサーみたいな顔の獅子など想像上の生き物の置物が有名です。

ただ・・・開眼 (道教の儀式)をしていないものは 東だから龍を置くとか、玄関だから麒麟を置くなど、ただ置いても効果がないみたいです。
私は本格的な中華風のグッズが好きではなく、そういう置き方もしたことがないので、 正直よく分かりません。

理気の手法で化殺する場合には開眼は必要ないですし、催吉にも使えるからです。
五黄殺(五黄土星のある方位)の場所に六帝古銭や風鈴を吊り下げるといった処方も、 五黄土星に金属製のアイテムを置くことで凶作用を漏らしていますので開眼は必要ありません。

というか、中華な本格的グッズは金色だったり金属製だったりと「金」の要素が強いので、 「金」以外の化殺では、それぞれの五行の象意にあった物の方が効果が得やすいです。

特に今の日本の住宅は壁が白いことが多く、元々どの部屋も金が強い状態になっています。 (白=五行で金)
そこへ、理気を考慮しないで本格的な化殺グッズを置くと、吉方位をさらに剋してしまう危険があります。

例えば、四緑木星の方位で金を強めると勉強や恋愛の運が下がります。
日本人の学力が低下してしまったのは、畳が減って白い壁が増えてしまったからではないかと思います。
畳は五行が木で、四緑木星と比和なので、生じる時ほどではないにせよ四緑を強くします。

フローリングも五行で木ですが、無垢材(天然の木材)を使ったものはあまりないですね。
なのに茶色く塗ってあったりすると五行で土になり、四緑木星に剋されます。
畳も紫外線に長時間当たると色が黄色っぽく変化してきますが、薄い色なので五行で土にまではならないと思います。
何より、素材の力って大きいんです。

八字風水と違い、陽宅風水では剋したり剋されたりする関係(相剋)を嫌います
吉星が剋す状態というのは、吉星が余計なエネルギーを消耗していることになりますので良くありません。


風水は関係ないですが、畳ってホント良いですよ。
私は和室を寝室にしているのですが、梅雨時なんかは本当にありがたいです。
湿気を吸ってくれるので、クーラーを付けている洋室より、閉め切りの和室の方が涼しかったりします。

風水的に言えば、九紫火星にあたる場所が畳張りで、勉強部屋や寝室に使えたら最高です。
・・・我が家の寝室は八白なので、畳に剋されてますけどね(^^;)



まとめ


当初、このページにそれぞれの五行の象意やオススメ化殺グッズも書いたのですが、 あまりにも長くなり表示速度も遅くなってしまった為、分けました。

次のページに移しましたのでご覧ください。
  理気風水の化殺に使えるラッキーアイテム



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